2020年12月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、当社グループの業績を合理的に算定することが困難な状況であることから未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報や予測に基づき算定いたしましたので公表いたします。
経済活動の再開により持ち直しの動きがみられるものの、世界的に感染が再拡大しつつあるなどその収束見通しや経済に及ぼす影響は依然不透明な状況であります。
かかる中、当社グループの通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う国内外の移動制限等による取引先の減産の影響に加えて、重点課題である新製品の開発および新市場の開拓に様々な制約を受けたことから売上高は前年実績を大幅に下回る見込みです。生産の効率化や販売費および一般管理費の抑制に努めたほか、海外子会社において一部の利益率の高い製品売上が堅調ではありましたが、全体として売上高の大幅な減少と高付加価値製品の販売鈍化の影響が大きく、営業利益、経常利益および親会社に帰属する当期純利益につきまして、前期比大幅な減益となる見込みです。
また、個別業績予想につきましても、連結業績と同様の理由により、売上高、経常利益、当期純利益は前期比大幅に下回る見込みです。